お酒紹介④
どーも!
前回からの続きです\(^o^)/
日本初の技術「遠心分離機」導入で、もろみ本来の風味を!
素材にこだわる獺祭ですが、その製造方法にももちろんこだわりがあります。
そのこだりを形にするために導入されたのが遠心分離機という機械で、旭酒造が日本で初めてこの技術を日本酒造りに導入しました。
日本酒は米と麹、水を原料としていますが、日本酒になる最後の段階では、それらがすべて混ざり合っています。
その白く濁った液体のことを「もろみ」と言いますが、個体と液体が混ざり合ってドロドロになったもろみを濾(こ)して、純粋な液体だけを取り出すことで、みなさんが普段目にする澄んだ透明の日本酒になるわけです。
このもろみを濾す作業、通常は布袋などにもろみを入れて機械で圧迫することにより日本酒を搾りとるのですが、そうするともろみにストレスがかかってしまい、もろみの持っていた本来の風味や香りを損なう恐れがあります。
そこで旭酒造では遠心分離機を導入し、一分間に3,000回の回転を加えてもろみと液体を分離させることによって、極めて純度の高い日本酒を抽出しているのです。
圧搾機を使えば、スピーディに、最後の一滴まで搾り取ることができますが、この遠心分離機はストレスを与えないため、通常の40%ほどしか日本酒を抽出することができません。
このように一般的なやり方より生産量がぐんっと下がってしまうのですが、それでもこだわりの日本酒を造るために、獺祭ではこの技術が採用され続けています。
このように、コストや手間暇、時間が掛かる分、売値も高くせざるを得ないのが当然ですが、それも獺祭のこだわりで、普通酒やパック酒などのような安い酒を売るのではなく、それなりの価格だけど高品質のお酒を飲んでもらいたいという旭酒造の強い信念が垣間見えます。
こだわり半端ない!!
また飲みたいですww
続く!