お酒紹介②
どーも!
前回からの続きです\(^o^)/
獺祭の意味、理解してる?
日本酒は関西地方、特に兵庫や京都を中心に多く製造されていますが、現在では全国様々な地方で製造・販売が行われています。
日本で一番有名な獺祭も兵庫や京都、新潟などの酒どころではなく、山口県の岩国市というところで製造を行っています。
獺祭を製造しているのは旭酒造という酒造で、岩国市の中でも獺越(おそごえ)という地域に酒蔵を構えています。
この獺越の獺、訓読みにすると「かわうそ」と読みますが、そう、獺祭の獺という字でもありますね。
実はこの獺越には、かわうそに由来した伝説が古くから伝わっており、その伝承に敬意を込めてその1字を銘柄に採用し「獺祭」が生まれたようです。
しかし、「獺はわかったけど、かわうそ祭り?ってどういう意味?」と思っている方も多いことでしょう。
「獺祭」とは、もともと取った魚を並べる獺の習性、その姿が祭りをしているように見えるという熟語で、そこから転じて詩や文を作るときに参考書を広げるという意味の熟語になります。
旭酒造はもともと「旭富士」という日本酒を200年以上前から製造していた歴史ある酒蔵でしたが、年々売上が下がり会社が倒産寸前のところまで追い込まれてしまいました。
そのような窮地から脱するために歴史ある「旭富士」を捨てて作られたのが獺祭であり、1990年から徐々に売上を伸ばし2014年9月期には46億円ほどの売上を誇っています。
獺祭が生まれたのは意外と最近なんですね!
「酔うため、売るための酒ではなく、味わう酒を求めて」
という信念を掲げた旭酒造が、
「酒造りは夢創り、拓こう日本酒新時代」
の思いを込めて造った日本酒、それが獺祭なのです。
意外と最近でびっくりしました!!
まだまだ続きますよー\(^o^)/